MastercamによるNCデータ作成

MastercamによるNC作成

officeCADMS(オフィスキャドムス)は、Mastercam(マスターキャム)を用いてマシニングセンタ用のNCデータを作成いたします。

同時2軸加工・同時3軸加工に対応します。
(同時4軸・同時5軸の加工は、詳細なポスト作成が必須となりますので、基本お断りしています)

いくつかご相談しながら進める部分もありますので、その際はご協力をお願いしています。

NCデータの仕様

  • Funuc系NCデータ(NCデータの2次元輪郭加工サンプル)
  • 絶対座標指令(G90)
  • 2軸加工・3軸加工のパスは、直線補間(G01)を基本に生成します
  • 状況によって、円弧補間(G02/G03)が入ります
    円弧補間(G02/G03)では、半径値指令(R)を用います(I/J指令は使わない)
  • X0. Y0. Z50. を加工開始・終了とするサブプロ形式(M99で終わる形)で作成します
    使用する工作機械にあわせて、ヘッダー部・フッター部を書き換えて使用してください
  • 3軸加工の際には、加工機メーカーごとに名称が異なりますが、高速・高精度輪郭制御(G05)のON・OFFのNCコードを書き換えてください
  • 2軸加工では、指示がある場合は工具径補正(G41)のプログラムも作成可能です
  • 加工工程ごとにプログラムを分けて作成します
  • 固定サイクルを用いる場合は、各社のノウハウがあるので、
    深ざぐり・ねじ穴などでも、一番深いドリルのみの加工プログラムをG83で出力します
    センタードリルやタップ加工・ざぐり加工分は、別途コピー及び修正してお使いください

受け入れ可能データ形式

データ形式ファイルの種類
2次元データDXF(推奨) / DWG
2次元データは文字化けする場合があるので、あわせてPDFデータも送信ください
3次元データ X_T(推奨) / STEP / ACIS
それ以外の形式の場合はご相談ください

CADデータが無い場合、別途費用が掛かりますが、作図 or モデリングも対応します。
加工用のCADデータ作成のみでも対応いたします。

NCデータをご依頼の際

mastercam NCデータ
  • 加工時のX・Y・X原点位置
  • 使用予定工具及び加工条件
    回転速度(S)・送り速度(F)・Z軸方向切込量(Ad)・ZY軸方向切込量(Rd)

等の指示をしていただきます。
使用工具に関しては、お客様のよく用いる工具メーカーや在庫の状況・マシニングセンタの工具ホルダーの形式など違いが多いため、ご指示をお願いしています。
加工順序の選定や工具の選定などはご相談しながら決めていきます。

 お問い合わせページにはファイルの添付機能を設けていませんので、一度フォームよりお問い合わせいただければ、こちらから一度返信しますので、そのアドレスにて条件の指示やCADデータの添付していただければ、お見積りをいたします。

 NCデータの形式やCADデータの形式に関して、ご相談いただければ対応可能な場合もありますので、カスタマイズなどご相談ください。

  • Funuc系以外の場合は、別途ポスト調整費用をいただく場合がございます
  • Mastercam内でカッターパスのシミュレーションを行っていますが、各機械メーカーごとに内部のパラメータが異なっており、終点誤差などでエラー、または、機械ごとに決められたエラー回避動作を行う場合があります
    そのため実加工前のドライランを推奨しています
    エラーや予期せぬ回避動作が発生した場合は弊社では対応できかねる点も多いため機械メーカーの方へお問い合わせいただく場合があります

Mastercamについての詳細は、こちらでご確認ください。(外部サイトへ)

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